1.5 五蘊でつくる幻想

おはようございます。珠川幸です。
足を運んで頂き、有難うございます。
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前回、「自分」は5つに分けられますよと話したのですが、今回は一転、この5つは、どれも「自分」ではないですよ。という話です。

否定はとても簡単で、前回の五蘊に、
「私の」をつければいいだけです。

1つ目の「物理的な体」
私の顔、私の手、私の体、私の心臓や私の脳みそ。
どれも「私」の所有物であって
「私そのもの」ではないですよね。

2つ目の「5感で感じる感覚」
私が暑いと感じている、私の痛み。
どれも「私」の感覚機能であって
「私そのもの」ではないですよね。

3つ目の「イメージ」
今ブログを見ている私のイメージ、
毎朝鏡でよく見る顔した私のイメージ。
どれも頭の中の「私」の映像であって
「私そのもの」ではないですよね。

4つ目の「意思」
私が右を見ようとする、私が夕ご飯はカレーにしようと思う。
どれも「私」の思いであって
「私そのもの」ではないですよね。

5つ目の「認識・知識」
手に持っているものはスマホだという私の知識や認識。
どれも「私」から認識されるものであって
「私そのもの」ではないですよね。

少しひねくれた言い回しになってしまいましたが「人間を成り立たせている5つの要素」は全て「自分そのもの」ではなさそうなのが伝わりましたでしょうか?

では、これらは「自分」のパーツの一部で、この五蘊が組み合わさると「自分」が完成するのかというと、正確にはそうではありません。

正確には、この五蘊が組み合わさると、「自分」という「実態のない幻想」をリアルに感じるのです。

「自分」は「実態のない幻想」なんです。ビックリじゃないですか?

次回も、この話の続きです。
お楽しみに。

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「1.5 五蘊でつくる幻想」への2件のフィードバック

  1. 解りやすく、美しい文章ですね。
    教師が向いていると感じます。
    内容も、よ~く解ります。
    この先が楽しみです。

    1. 風子さん、コメントありがとうございます。文章って、相手に上手く伝わっているか心配になるので、とても嬉しいです。

      これから本当に少しづつ書いていこうと思っていますので、時間のあるときに、ぜひ楽しんで読んでみてください。

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